(by paco)原発の危険は分かったとして、では代替エネルギーはあるのか。その答えについて、僕は過去10年、研究すると同時に、横浜市などで提言をまとめる中で、多くの知見を集めてきた。
現在、日本で、世界で、もっとも信頼できる知性は、環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長 の飯田哲也(いいだてつなり)さんだ。3.11後、メディアへの登場も増えたので、知っている人も多いと思うが、彼の主張を超えるものは、今世界を見渡しても無いとみていい。
ちなみに僕は、横浜市の温暖化対策の答申の原案を執筆した(2009年5月)。この原案の、もとに鳴るアイディアの多くは飯田さんが提示し、専門委員と市民が議論を通じてつくってきたものを、僕が全面的にライティングしたものだ。
この仕事を通じて、僕は飯田さんの思想と知識の多くを吸収した。と言っても、彼の知性は非常に豊かな泉であり、今もどんどん広がり、深くなっているので、なかなか追いつけない。そこに僕自身の意見をくわえ、今、【エネこみ】をつくっている。
飯田さんが構想する脱原発、自然エネルギー100%の構想を紹介する。
★飯田哲也の新・エネルギー原論
http://diamond.jp/category/s-iida_energy
★ISEP3.11後の戦略 No.2